あらかじめ設定した [撮影開始待ち時間]、[撮影コマ数]、[撮影間隔] にしたがい、自動的に撮影します。
また、インターバル撮影をした静止画から動画 (タイムラプスムービー) を作成できます。

撮影モードが P (プログラム撮影)、A (絞り優先モード) 、 (「顕微鏡モード」と「顕微鏡コントロールモード」のみ) のときに設定できます。


インターバル撮影は、撮影前に (撮影メニュー2) の [インターバル撮影設定] で撮影条件の設定をおこない、設定後にシャッターボタンを押して撮影を開始します。撮影条件は、以下の設定が可能です。

撮影前に [インターバル撮影設定] で撮影条件の設定をします。
例として、撮影コマ数 30コマ、撮影開始待ち時間 10分、撮影間隔 10分、タイムラプス動画 On (あり) で設定します。

1. カメラ本体背面の MENU ボタンを押します。
   (撮影メニュー2) 内の [インターバル撮影設定] で [On] を選択して右ボタンを押します。
   　
2. インターバル撮影設定画面を表示します。
   上下ボタンで [コマ数] 、[撮影開始待ち時間]、[撮影間隔]、[タイムラプス動画] [タイムラプス動画設定] を選択し、右ボタンを押すと各項目を設定します。
   
   
   • [コマ数]
     2コマから 299コマまで設定できます。左右ボタンで設定する桁を選択し、上下ボタンで数値を設定します。OKボタンで決定します。
     
     
   • [撮影開始待ち時間]
     シャッターボタンを押してから 1コマ目を撮影するまでの時間を、0秒 〜 24時間 00分 00秒の間で設定します。左右ボタンで [時間] [分] [秒] をそれぞれ選択し、上下ボタンで値を設定します。OKボタンで決定します。
     
     
     
   • [撮影間隔]
     2コマ目以降の撮影と撮影の間隔を 1秒 〜 24時間 00分 00秒の間で設定します。設定後、OKボタンで決定します。
     
     
     
   • [撮影動作]
     撮影時に撮影間隔を優先するか、撮影コマ数を優先するかを設定します。
     

     撮影間隔優先 (初期設定)	設定した [撮影間隔] ごとに撮影を行います。 (撮影間隔 = 撮影開始から次の撮影開始までの時間) 撮影時にシャッタースピードが [撮影間隔] より長くなった場合など、設定した間隔で撮影できない場合は、次のタイミングの撮影をスキップします。この場合、[コマ数] で設定した枚数よりも、記録される画像が少なくなります。
     撮影コマ数優先	画像の記録が完了してから [撮影間隔] の時間経過後に、次の撮影を行います。 (撮影間隔 = 撮影終了から次の撮影開始までの時間)

     
     
     
   • [露出平準化]
     コマ間の露出を平準化します。[On] に設定すると、タイムラプス動画で露出変化が滑らかになります。
     
     
     
   • [タイムラプス動画]
     [On] に設定するとインターバル撮影終了後、撮影した静止画から動画 (タイムラプスムービー) を作成します。初期設定は [Off] です。
     
     
     
   • [タイムラプス動画設定]
     [タイムラプス動画] を [On] に設定した場合に生成する動画のムービーサイズとフレームレートを設定します。ムービーサイズにより、設定設定できるフレームレートは異なります。
     
     設定できるムービーサイズとフレームレート
     

     ムービーサイズ	フレームレート (1秒あたりのコマ数)
     4K (3840×2160)	30fps / 15fps / 10fps / 5fps
     FHD (1920×1080)
     HD (1280×720)

3. インターバル撮影の設定が終了しました。
   撮影開始時刻、終了時刻、タイムラプス動画が [On] の場合は生成する動画の長さ (再生時間) を表示します。内容を確認して OKボタン押します。
   
   
4. 撮影メニュー2 の画面で、[インターバル撮影設定] が [On] になっていることを確認し MENU ボタンを押すと、撮影画面へ戻ります。
   
   
5. インターバル撮影が [On] のとき、カメラのモニター画面にアイコンを表示します。
   シャッターボタンを押すと、設定した内容で撮影が始まります。撮影中は残り撮影コマ数を表示します。
   インターバル撮影を途中でやめるには、MENUボタンを押します。