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Q&A番号:007255 更新日:2023/10/18

Q: 静止画撮影時に選択できる [RAW] や [LF+RAW] とは、どのような画質モードですか。(TG-7)

静止画撮影時に選択できる [RAW] や [LF+RAW] とは、どのような画質モードですか。(TG-7)

A:
RAWデータ (ローデータ) とは

画質モード 「RAW」 は、カメラの各種設定を反映しない未加工の撮影データ (拡張子「.ORF」) を記録します。撮影モード時に OKボタンを押して表示されるライブガイドで設定します。

RAWデータは、撮影後にあらためてソフトウェアで絵作りをするための元データとして使います。

「RAW + LSF」や「RAW + LF」に画質モードを設定して撮影すると、RAWデータと JPEG画像を同時に記録します。

JPEG画質モードの場合、カメラでの撮影時ホワイトバランスやコントラスト、シャープネスなど各種の調整をおこないますが、RAWデータ はこれらの調整を撮影時におこないません。また、RAWデータは撮影時の画像サイズや圧縮率の変更はできません。

RAWデータは、そのままの状態ではパソコンでソフトウェア OM Workspace () 以外での編集やプリントショップでの印刷などはできません。これらを行うには、RAW 現像と呼ばれる編集作業で、JPEG画像を生成する必要があります。

OM Workspace は弊社ホームページ内より無償ダウンロードが可能です。
ダウンロードにはカメラのシリアル番号が必要です。ダウンロード方法は以下を参照してください。

メモ :

  • スマートフォンアプリ OI.Share で RAWデータのサムネイル表示 (縮小表示) とスマートフォンへの転送が可能です。ただし、OI.Share 自体にはに RAWデータを現像する機能 (RAWデータを JPEGファイルを生成する機能) はありません。
  • カスタムメニュー (カスタムメニュー) - [E. 画質/WB/色] の 「画質設定」 は、JPEG画質モード (画像サイズと圧縮率) の組み合わせを変更する設定です。 画質モードを RAW に設定して撮影する場合は、撮影画面で OK ボタンを押して表示されるライブコントロールで設定します。 
RAW 現像とは

撮影後の RAWデータをもとに、カメラ本体での画像編集機能もしくはパソコンで OM Workspace を使って、JPEG画像などを生成します。この作業を「RAW現像」といいます。

はじめから JPEG画質モードで撮影する場合は、カメラが露出のコントロールやホワイトバランス、コントラスト、アートフィルターまで含めて画質を調整し JPEG画像として保存しますが、RAW現像の場合は、撮影後のデータを RAWデータ内に記録されている撮影時設定を利用するか、または色合いなどを自分の好みに調整した後、JPEG画像などを生成します。



カメラ本体でおこなえる RAW現像は 「カメラ本体での画像編集機能にはどのような種類がありますか。」を、パソコンでの RAW現像は OM Workspace を使用して RAW 現像をする方法を参照してください。

メモ :
  • RAWデータは 1枚あたりのファイル容量が大きく (約 15MB程度) 、カードに記録できる撮影枚数は JPEG画質モードと比較すると少なくなります。
  • JPEG画像と RAWデータを同時に記録する画質モードで撮影した画像をカメラ本体で消去すると、JPEG画像と RAWデータ の両方を消去します。 どちらか一方のみの消去はできません。
  • 仮にパソコン上で JPEG画像のみ消去してRAWデータだけをカメラに残しても、再生・表示・編集、プリント予約はできません。
項目は以上です。
 

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