フォーカスピーキングとは、マニュアル (MF) でのピント合わせ時に、フォーカスリングを回すと合焦位置 (ピントがあっている部分) の輪郭を強調して表示する機能です。 どこにピントが合っているかを一目で確認できます。
この機能は、あらかじめ MFアシスト設定で、ピーキングの設定を [On] にしておくことで使用できます。また、ピーキング表示の輪郭の色などを変更することもできます。
[ピーキング色] 、[ピーキングレベル]、[ピーキング背景の輝度調整] の 3項目で、ピーキング表示を変更できます。
設定の変更は、MENUボタンを押し、 (カスタムメニュー) - [ D3. 表示/音/接続] 内の「ピーキング表示」でおこないます。
また、ピーキング表示中に INFOボタンを押すと、ピーキング色や強度を変更できます。
設定
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初期設定 |
ピーキング色 |
輪郭強調の色 (赤・黄・白・黒) を選択できます。 |
赤 |
ピーキングレベル |
[強] に設定すると、ピーキングの強調表示を通常より強めます。 |
標準 |
ピーキング背景の輝度調整 |
[On] に設定すると、強調色が目立つようにライブビューの明るさを変更します。 |
Off |
ボディキャップレンズ (BCL-0980 / BCL-1580) や OMレンズなどのマニュアルレンズでは、[MFアシスト] 設定でピーキングを [On] にしても、ボディとレンズの通信端子を持たないため、レンズのピントリングを操作してもピーキング表示できません。
これらのレンズ使用時にピーキングを使う場合、ISOボタンなどにピーキングを割り当てます。割り当てたボタンを押すたびに ピーキングの On / Off が可能です。
各ボタンに割り当てできる機能と、機能の登録方法は、以下を参照してください。