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Q&A番号:006992 更新日:2024/04/26

Q: Appleシリコン搭載 Mac でファームウェアアップデートに必要なカメラドライバを有効にする方法 (OM Workspace)

Appleシリコン搭載 Mac でファームウェアアップデートに必要なカメラドライバを有効にする方法 (OM Workspace)

A:

Appleシリコンを搭載した Mac へ OM Workspace のインストールしたときに、「機能拡張がブロックされました」 と表示されます。これは、弊社製カメラドライバが組み込まれる(有効化される)のが OS により阻止されるためです。

機能拡張がブロックされました

また、OM Workspace のインストール後、弊社製カメラドライバが組み込まれないままカメラのファームウェアアップデートを行おうとすると、「アプリケーションの機能が制限されています。」や「カメラとの通信に失敗しました。」とメッセージが表示され、アップデートを行えません。

「アプリケーションの機能が制限されています。」
「カメラとの通信に失敗しました」

カメラドライバを有効化するためには、Mac側のセキュリティ設定を変更し、機能拡張のユーザー管理を許可する必要があります。

機能拡張のユーザー管理を許可するためには、以下の操作を行います。

操作の手順
  1. 起動オプション画面でセキュリティ設定を変更する
  2. セキュリティとプライバシーの設定で、カメラドライバを許可する (有効化する)

メモ :

  • カメラドライバが有効でない場合も、カメラはストレージ (ドライブ) として Mac に認識されるため、画像データの Mac への転送は可能です。

操作の手順
1. 起動オプション画面でセキュリティ設定を変更する
  1. 1-1 Mac (パソコン) のシステムをいったん終了 (電源をオフ) します。
  2. 1-2 Mac の電源ボタンを長押しして起動 (電源をオン) し、表示される起動オプション画面で 「オプション」 をクリックします。(「続ける」が表示された場合は、そちらをクリックします。)
    起動オプション画面
  3. 1-3 macOS復旧の画面が表示されたときはユーザーを選択し、[次へ] をクリックします。パスワードが求められたら、ユーザーのパスワードを入力してください。
    この画面が出ない場合は、そのまま 1-4 へ進んでください。
    macOS復旧の画面でユーザーを選択し、[次へ] をクリックします。
  4. 1-4 表示された画面のメニューバーから [ユーティリティ] - [起動セキュリティユーティリティ] の順にクリックします。
    「起動セキュリティユーティリティ」 をクリック
  5. 1-5 「起動ディスク」 を選択し [セキュリティポリシー] をクリックします。
    「起動ディスク」 を選択し 「セキュリティポリシーボタン」 をクリック
  6. 1-6 セキュリティポリシーの設定で [低セキュリティ] を選択後、[確認済みの開発元から提供されたカーネル機能拡張のユーザー管理を許可] を選択します。その後、OK をクリックして Mac (パソコン) を再起動します。
    [低セキュリティ] を選択し、さらに 「確認済みの開発元から提供されたカーネル機能拡張のユーザー管理を許可」 を選択
2. カメラドライバを許可する
ひきつづき、セキュリティとプライバシーの設定で、カメラドライバを許可(有効化) します。ご利用の OSバージョンにより、操作が異なります。
2-A. : macOS 13 以降の環境でカメラドライバを許可する
  1. A-1. 再起動後、アップルメニューから 「システム設定」 をクリックします。
  2. A-2. 「システム設定」で「プライバシーとセキュリティ」をクリックし、「セキュリティ」項目内の以下をクリックします。
    • [ダウンロードしたアプリケーションの実行許可] で [App Storeと確認済みの開発元からのアプリケーションを許可] を選択
    • [開発元OM Digital Solutions Corpration"のシステムソフトウェアの読み込みがブロックされました。] の横にある 「許可」ボタンをクリック

    メモ 1:

    「カメラとの通信が失敗しました。」などのメッセージが表示されてから 30分が経過すると、[開発元OM Digital Solutions Corpration"のシステムソフトウェアの読み込みがブロックされました。]表示と「許可」ボタンは表示されません。
    この場合は再度、OM Workspace のファームウェアアップデート操作で「カメラとの通信が失敗しました。」などのメッセージを再度表示させてから、OM Workspace を終了し、再度 A-1.からの操作をお試しください。

    メモ 2:

    上記メモ1 の内容をお試しいただいても [許可] ボタンが表示されない、または許可しても「カメラとの通信が失敗しました。」と引き続き表示される場合は、カメラドライバの再インストールをお試しください。操作方法は macOS でのカメラドライバ再インストール方法を参照してください。

  3. A-3. 画面の指示にしたがい 「再起動」 をクリックします。
    再起動後、カメラドライバが有効となり、OM Workspace のカメラアップデート機能が利用可能になります。

2-B : macOS 12 以前の環境で、カメラドライバを許可する
  1. B-1. 再起動後、アップルメニューから 「システム環境設定」 をクリックします。
  2. B-2. 「システム環境設定」内の「セキュリティとプライバシー」 画面を開き、「一般」 タブ内で以下を設定します。
    • [ダウンロードしたアプリケーションの実行許可] で [App Storeと確認済みの開発元からのアプリケーションを許可] を選択
    • [開発元OM Digital Solutions Corpration"のシステムソフトウェアの読み込みがブロックされました。] の横にある 「許可」ボタンをクリック

    メモ 1:

    「カメラとの通信が失敗しました。」などのメッセージが表示されてから 30分が経過すると、[開発元OM Digital Solutions Corpration"のシステムソフトウェアの読み込みがブロックされました。]表示と「許可」ボタンは表示されません。
    この場合は再度、OM Workspace のファームウェアアップデート操作で「カメラとの通信が失敗しました。」などのメッセージを再度表示させてから、OM Workspace を終了し、再度 B-1.からの操作をお試しください。

    メモ 2:

    上記メモ1 の内容をお試しいただいても [許可] ボタンが表示されない、または許可しても「カメラとの通信が失敗しました。」と引き続き表示される場合は、カメラドライバの再インストールをお試しください。操作方法は macOS でのカメラドライバ再インストール方法を参照してください。

  3. B-3. 画面の指示にしたがい 「再起動」 をクリックします。
    再起動後、カメラドライバが有効となり、OM Workspace のカメラアップデート機能が利用可能になります。
項目は以上です。

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