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Q&A番号:006722 更新日:2025/03/24

Q: OM Workspace でカメラの設定をパソコンへセーブ / ロードする方法を教えてください。

OM Workspace でカメラの設定をパソコンへセーブ / ロードする方法を教えてください。

A:
OM Workspace を使ったカメラ設定のセーブ / ロード

画像編集用ソフトウェア「OM Workspace」を使って、現在のカメラの設定、またはカスタムモードの 設定をパソコンへセーブ (保存) したり、カメラへのロード (読み込み) ができます。

複数の設定をパソコンへセーブできるので、カメラ本体のカスタムモードへ保存しきれないお気に入りのカメラ設定をパソコンへセーブしておき、好きな時にロードして再設定するなどの活用ができます。

OM Workspace は無償でダウンロードできます。パソコンへインストールしていない場合は、以下のページを参考にインストーラーをダウンロード、インストールしてください。

※ 「Olympus Workspace」は「OM Workspace」にソフトウェア名称が変わりました。

注意 :
  • OM Workspace を使ったカメラ設定のセーブ / ロード対応機種は 2025年 2月現在、以下のとおりです。

    OM-1 Mark II / OM-1 / OM-3 / OM-5 / E-M1X / E-M1 Mark III / E-M1 Mark II / E-M5 Mark II (ファームウェア Ver.3.0 で対応) / PEN-F (ファームウェア Ver.2.0 で対応)
  • OM Workspaceは Windows と macOS のパソコンに対応しています。動作環境は「OM Workspace のパソコン動作環境 (動作条件) を教えてください。」を参照してください。
  • この機能を使用するには、管理者権限があるユーザー (Administrator) でパソコンへログオンしている必要があります。
  • カメラの電池残量が十分にあることを確認してください。設定のセーブ / ロード中に電池残量がなくなると、カメラの故障の原因となります。
  • 一部の設定がセーブ / ロードされない場合があります。この場合、ロードされなかった設定は、工場出荷時に戻ります。

操作の手順

OM Workspace を使ったカメラ設定のセーブ / ロードの手順は、以下を確認してください。 ここでは、OM Workspace 最新バージョン (Ver.2.4 / 2025年 2月現在) を使って説明します。

  1. カメラの設定をパソコンへ保存する (セーブ)
  2. パソコンに保存した設定をカメラに読み込む (ロード)

 

1. カメラの設定をパソコンへ保存する (セーブ)
  1. 1-1. カメラとパソコンを USBケーブルで接続します。接続後、カメラのモニターに USB接続モード選択の画面が表示されたら、カメラ (および現在のカメラ本体ファームウェアバージョン) により [MTP] または [ストレージ] を選択して OKボタンを押します。(※ USB接続モード選択の画面はカメラにより異なります)
    • OM-1 Mark II ファームウェアVer.1.1以降 / OM-3 / OM-5 ファームウェアVer.1.2以降の場合 :
      [MTP] を選択
      して OKボタン

    • OM-1 Mark II ファームウェアVer.1.0 / OM-5 ファームウェアVer1.1以前 / E-M1X / E-M1 Mark III / E-M1 Mark II / E-M5 Mark II / PEN-F の場合 :
      [ストレージ] を選択
      を選択して OKボタン

    USB接続モードを変更するメッセージが表示された場合は:

    設定セーブの手順内で [MTP] (または[ストレージ]) へ USB接続モードを変更するメッセージが表示された場合、USBケーブルをカメラから取り外して再接続し、カメラの USB接続モードを [MTP] (または [ストレージ]) を選択しなおして手順をやり直してください。

  2. 1-2. 「OM Workspace」アイコンをダブルクリックします。
    OM Workspaceアイコン
  3. 1-3. OM Workspace メニューバーの [カメラ] - [カスタム設定] - [セーブ] の順にクリックすると、「デジタルカメラアップデーター」が起動します。
    OM Workspace メニューバーの [カメラ] - [カスタム設定] - [セーブ] の順にクリック
    Windows の PC で、「ユーザーアカウント制御」が表示されたときは、[はい] をクリックしてください。
  4. 1-4. 注意事項を確認し、[次へ] ボタンをクリックします。
  5. 1-5. セーブする対象を選択します。ここでは例として、すべてを選択した状態で [次へ] をクリックします。
    OM-3 の場合は、動画カスタムモードもセーブできます。
  6. 1-6. 設定のセーブ方法 (「まとめてセーブ」または「個別にセーブ」) と設定をセーブするフォルダとファイル名を確認します。セーブ先フォルダは、 をクリックすると変更できます。
    あとで設定内容がわかるよう、ファイル名を変えてセーブすることをおすすめします。

    フォルダとファイル名の確認後 [セーブ] をクリックすると、設定をセーブします。

    「まとめてセーブ」を選択した場合 :


    「個別にセーブ」を設定した場合 :


    まとめてセーブ :
    手順 1-5. で選択した設定をまとめて1 つのファイルとしてセーブします。ファイル名は例として以下のとおりです。(例 : 2025年3月19日に E-M1X の設定をセーブした場合 / ファイル名のうち、赤字の部分は任意に変更できます。 )
    • E-M1X_20250319.set

    個別にセーブ :
    選択した設定を個別のファイルとしてセーブします。ファイル名は例として以下のとおりです。(例 : 2025年3月19日に E-M1X の設定をセーブした場合 / ファイル名のうち、赤字の部分は任意に変更できます。 )
    • 現設定 : E-M1X_20250319_current.set
    • 静止画カスタムモード (C1 の場合) : E-M1X_20250319_still_C1.set
    OM-3 は、動画カスタムモードのセーブができます。
    • 動画カスタムモード (C1 の場合、OM-3 のみ) : OM-3_20250319_movie_C1.set
  7. 1-7. 設定をカメラからパソコンへセーブしています。この間、カメラの電源を OFF にしたり、カメラとパソコンの USB接続を解除しないでください。
  8. 1-8. 設定のセーブが完了しました。[閉じる] をクリックする終了します。

2. パソコンに保存した設定をカメラに読み込む (ロード)
  1. 2-1. カメラとパソコンを USBケーブルで接続します。接続後、カメラのモニターに USB接続モード選択の画面が表示されたら、カメラ (および現在のカメラ本体ファームウェアバージョン) により [MTP] または [ストレージ] を選択して OKボタンを押します。(※ USB接続モード選択の画面はカメラにより異なります)
    • OM-1 Mark II ファームウェアVer.1.1以降 / OM-3 / OM-5 ファームウェアVer.1.2以降の場合 :
      [MTP] を選択
      して OKボタン

    • OM-1 Mark II ファームウェアVer.1.0 / OM-5 ファームウェアVer1.1以前 / E-M1X / E-M1 Mark III / E-M1 Mark II / E-M5 Mark II / PEN-F の場合 :
      [ストレージ] を選択
      を選択して OKボタン

    USB接続モードを変更するメッセージが表示された場合は:

    設定ロードの手順内で [MTP] (または[ストレージ]) へ USB接続モードを変更するメッセージが表示された場合、USBケーブルをカメラから取り外して再接続し、カメラの USB接続モードを [MTP] (または [ストレージ]) を選択しなおして手順をやり直してください。

  2. 2-2. 「OM Workspace」アイコンをダブルクリックします。
    OM Workspaceアイコン
  3. 2-3. OM Workspace メニューバーの [カメラ] - [カスタム設定] - [ロード] の順にクリックすると、「デジタルカメラアップデーター」が起動します。
    OM Workspace メニューバーの [カメラ] - [カスタム設定] - [セーブ] の順にクリック
    Windows の PC で、「ユーザーアカウント制御」が表示されたときは、[はい] をクリックしてください。
  4. 2-4. デジタルカメラアップデーターに表示される注意事項を確認し、[次へ] ボタンをクリックします。
  5. 2-5. ここでは、事前にセーブした設定ファイルをカメラへロードします。
    「ファイルから読み込み」を選択し、[次へ] をクリックします。

    メモ : 直近のファームウェアアップデート時のカメラ設定をロードする

    直近のファームウェアアップデート時にカメラ設定がパソコンへセーブされている場合、「カメラアップデート時の自動セーブデータを使用」を選択できます。
    この場合、[ロード] をクリックするとすぐにカメラへ設定のロードが始まり、2-6 および 2-7 の設定ファイルを選択する手順は省略します。
  6. 2-6. 設定ファイルの読み込み元フォルダー/ファイルを選択します。
    をクリックすると、読み込み元フォルダーと設定ファイルを指定できます。

  7. 2-7.「個別にセーブ」または「まとめてセーブ」で保存したファイルで、画面は異なります。指定した設定ファイルの情報 (モデル名 / シリアルナンバー / 設定のセーブ日時) を確認し、必要に応じてカメラへロードする設定やロード先を選択します。

    カメラへロードする設定ファイルの選択後 [ロード] をクリックすると、カメラへの設定ロードが始まります。

    「まとめてセーブ」した設定ファイルをカメラへロードする場合 :
    カメラへロードする設定を以下のすべて、またはいずれかから選択します。



    「個別にセーブ」した設定ファイルをカメラへロードする場合 :

    現設定ファイルを選択した場合
    現設定ファイルを選択した場合はカスタムモード以外の設定をロードします。


    カスタムモードの設定ファイルを選択した場合
    カスタムモードの設定ファイルを選択した場合はロード先カスタムモード (ここでは C1 〜 C4 のいずれか) を指定します。
  8. 2-8. 設定をパソコンからカメラへロードしています。この間、カメラの電源を OFF にしたり、カメラとパソコンの USB接続を解除しないでください。

  9. 2-9. ロードが完了しました。カメラは自動的に再起動します。
     [閉じる] をクリックすると、デジタルカメラアップデーターを終了します。
項目は以上です。

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