macOS 10.13 High Sierra 以降の環境 へ OM Workspace を新たにインストールすると、インストール中 「機能拡張がブロックされました」 とメッセージが表示され、macOS のセキュリティ機能がデジタルカメラとの通信に必要な機能拡張 (ドライバー) をブロックします。
機能拡張がブロックされたままデジタルカメラアップデーターや A-GPS Utility を使用すると、カメラとの通信ができず、以下のメッセージが表示されます。
- ファームウェアアップデートまたは設定バックアップ時 :
ファームウェアアップデート時、または設定バックアップ機能使用時 「カメラとの通信に失敗しました。」
- A-GPS データ更新時 :
「接続されているカメラではこの機能を使用することができません。」
この場合 macOS の設定で、ブロックされた機能拡張の使用を許可する操作が必要です。
メモ :
- Appleシリコン搭載の Macで 「機能拡張がブロックされました」 と表示された場合は、Appleシリコン搭載 Mac でカメラドライバを有効にする方法を参照してください。
- この操作は macOS に OM Workspace を 新規インストール場合に、一度のみおこないます。通常はその後、同じソフトウェアを再インストールしても、機能拡張が許可された状態を引き継ぎます。
- すでに OM Workspace をインストール済みの状態で macOS をアップデートした場合は、設定変更の必要はありません。
- 機能拡張の設定変更は、インストール時に表示される 「機能拡張がブロックされました」 や ファームウェアアップデート時にメッセージが表示されてから 30分間可能です。
その後はカメラとパソコンを接続し、ファームウェアのアップデートで再度同じメッセージを表示させると、設定変更が可能になります。
macOS のバージョンにより、操作方法が異なります。お使いの OS ごとに、以下を参照してください。
macOS 13 で、設定を変更する方法は、以下のとおりです。
-
Finder のアップルメニューから 「システム設定」 をクリックします。
- 「システム設定」で「プライバシーとセキュリティ」をクリックし、「セキュリティ」項目内の以下をクリックします。
- [ダウンロードしたアプリケーションの実行許可] で [App Storeと確認済みの開発元からのアプリケーションを許可] を選択
- [開発元OM Digital Solutions Corpration"のシステムソフトウェアの読み込みがブロックされました。] の横にある 「許可」 をクリック
メモ 1:
「カメラとの通信が失敗しました。」などのメッセージが表示されてから 30分が経過すると、[開発元OM Digital Solutions Corpration"のシステムソフトウェアの読み込みがブロックされました。]表示と「許可」ボタンは表示されません。
この場合は再度、OM Workspace のファームウェアアップデート操作などで「カメラとの通信が失敗しました。」などのメッセージを再度表示させてから、OM Workspace を終了し、再度 手順1 からの操作をお試しください。
メモ 2:
上記メモ1 の内容をお試しいただいても [許可] ボタンが表示されない、または許可しても「カメラとの通信が失敗しました。」と引き続き表示される場合は、カメラドライバの再インストールをお試しください。操作方法は macOS でのカメラドライバ再インストール方法を参照してください。
- 画面の指示にしたがい 「再起動」 をクリックします。
再起動後、ファームウェアアップデートや設定バックアップ、A-GPS Utility の操作をお試しください。
macOS 10.13 〜 macOS 12 で、設定を変更する方法は、以下のとおりです。
- Finder のアップルメニューから 「システム環境設定」 をクリックします。
- 「システム環境設定」 画面の 「セキュリティとプライバシー」 をクリックします。
- 「セキュリティとプライバシー」 画面に表示されている開発元 "OM Digital Solutions Corporation" または "Olympus Corporation" のブロックされたシステムソフトウェアの読み込みの [許可] をクリックします。
メモ 1:
「カメラとの通信が失敗しました。」などのメッセージが表示されてから 30分が経過すると、[開発元OM Digital Solutions Corpration"のシステムソフトウェアの読み込みがブロックされました。]表示と「許可」ボタンは表示されません。
この場合は再度、OM Workspace のファームウェアアップデート操作などで「カメラとの通信が失敗しました。」などのメッセージを再度表示させてから、OM Workspace を終了し、再度 手順1からの操作をお試しください。
メモ 2:
上記メモ1 の内容をお試しいただいても [許可] ボタンが表示されない、または許可しても「カメラとの通信が失敗しました。」と引き続き表示される場合は、カメラドライバの再インストールをお試しください。操作方法は macOS でのカメラドライバ再インストール方法を参照してください。
- 設定を有効にするため、再起動を促すメッセージが表示された場合、[再起動] をクリックします。再起動を促すメッセージが表示されない場合も、再起動して設定を有効にしてください。
再起動後、ファームウェアアップデートや設定バックアップ、A-GPS Utility の操作をお試しください。