オートフォーカス動作 (AF) や測光 (AE) を、シャッターボタンのかわりに AEL/AFL ボタンでも操作できます。
AEL/AFLボタンとシャッターボタンを押したときの動作の組み合わせを。各フォーカスモードで [mode1] 〜 [mode4] を選択します。(mode4 は C-AF のみ)
例として、AEL/AFLボタンに S-AF 動作や C-AF 動作を割り当てることで、親指での AF操作が可能になります。
※ 各フォーカスモードごとの初期設定は、S-AF が [mode1]、C-AF が [mode2] 、MF が [mode1] です。
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シャッターボタンの役割 |
AEL/AFLボタンの
役割 |
半押し |
全押し |
S-AF |
mode1 |
S-AF/AE |
- |
AE |
mode2 |
S-AF |
AE |
AE |
mode3 |
AE |
- |
S-AF |
C-AF |
mode1 |
C-AF/AE |
- |
AE |
mode2 |
C-AF |
AE |
AE |
mode3 |
AE |
- |
C-AF |
mode4 |
- |
AE |
C-AF |
MF |
mode1 |
AE |
- |
AE |
mode2 |
- |
AE |
AE |
mode3 |
AE |
- |
S-AF |
- [mode1]
ピント合わせと同時に測光して露出を決めて撮影します。 AEL/AFLボタンを押している間はAEロックされるので、ピント合わせと露出を別々に決めることもできます。
- [mode2]
シャッターボタンを全押ししたときに露出を決めて撮影します。 舞台など撮影時の照明状態が大きく変わるシーンの撮影に適しています。
- [mode3]
シャッターボタンではなく、AEL/AFLボタンを使ってピント合わせを行いたいときに使います。
- [mode4] (C-AFのみ)
AEL/AFLボタンでピント合わせの動作を行い、シャッターボタンを全押ししたときに露出を決めて撮影します。
たとえば、AEL/AFL ボタンに AF動作を割り当てたい(親指AF) 場合、S-AF では [mode3] 、C-AF では [mode3] または [mode4] に設定すると、AEL/AFL ボタンを押したときに AF が動作します。
また、MF 時のモードを [mode3] に設定すると、フォーカスの設定が MF でも、AEL/AFL ボタンを押すと S-AF でピントをあわせ、その後 MF操作でピントの微調整ができます。