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Q&A番号:006258 更新日:2016/05/24

Q: 水中使用後のカメラ本体とプロテクターのメンテナンス、保管方法について (TG-Tracker)

水中使用後のカメラ本体とプロテクターのメンテナンス、保管方法について (TG-Tracker)

A:
概要:
水中での使用後、カメラ本体に塩分や汚れが付着したままにすると、金属部分の錆 (さび) や防水パッキンの劣化などにより、カメラの防水性能が保てなくなり、故障に繋がるおそれがあります。水中での使用後は、必ずカメラ本体のお手入れをしてください。
カメラの水没が原因で故障した場合、お客さまの使用状況により、保証期間内であっても有償修理となることがありますのでご注意ください。
メモ :
手順 :

I. 水中使用後のお手入れ (カメラ本体)
    注意 :
    • 乾燥を早める目的で、ヘアドライヤーなど温熱風を使用したり、直射日光に当てないでください。
    • 電池 / カードカバーを開くとき、カバーの内側表面に水滴がつくことがあります。カメラ本体に水滴がついているときは、必ず繊維くずの出ない清潔な布や綿棒で拭き取ってください。
    • レンズに水滴が着いている場合は、水滴の跡 (あと) が残らないように拭き取ってください。
    • 水滴を拭き取りおえたら、風通しの良い日陰で完全に乾燥させてください。
    • カメラ本体のメンテナンス時は、レンズプロテクターまたは水中用プロテクターを取り付けたままおこないます。
    • 海水や砂がカメラの隙間に残ると、こびりついて取れなくなったり、錆 (さび) の原因になります。水中での使用後はできるだけ早く、お手入れをしてください。
お手入れの手順
  1. カメラ本体の電池 / カードカバー、レンズプロテクター・水中用プロテクターがしっかり閉じて、ロックされていることを確認します。
  2. 洗面器などに真水を張り、カメラを水の中に入れて10 分程度さらしながら、砂や塩を落とします。
    注意:

    水の中では電池フタを開けたり、レンズプロテクター・水中用プロテクターを外したりしないでください。
  3. 海水、砂や泥、ほこりなどの異物がカメラに付着するような場所で使用したときは、強めの流水で十分に洗い流してください。
  4. カメラ本体の水洗いが終わったら、本体を軽く振って水気を切り、残った水分を清潔で乾燥した柔らかい布などで丁寧にカメラ本体を拭きとってください。

    注意:

    水の中では電池フタを開けたり、レンズプロテクター・水中用プロテクターを外したりしないでください。
  5. カメラ本体表面の水滴をよく拭き取ったら、電池 / カードカバーの防水パッキンと、その本体側接触面に ゴミ (髪の毛一本、砂粒ひと粒) や異物、水滴が付着していないことを確認してください。

    防水パッキンや本体接触面に微細なゴミがひとつあっても、浸水の原因となります。もし着いていた場合は、防水パッキンを傷めないように、繊維くずのでない清潔な布や綿棒などを使って 汚れや水分を拭き取ります。
  6. カメラの水滴を拭き取り終えても、カバーに水分が残っている場合があります。
    電池 / カードカバー / チルトモニターを開けたまま、風通しの良い日陰で完全に乾燥させてください。

II. レンズプロテクター・水中用プロテクターのお手入れ
    注意 :
    • プロテクターの内側に著しい汚れがあるときは、強めの流水で十分に洗い流してください。
    • 清掃、お手入れには石けん、中性洗剤、アルコールなどの薬品を使用しないでください。
    • プロテクターの内側に水滴が残っていると、カメラの使用中にプロテクター内側やレンズ表面が曇り (結露) が発生する場合があります。プロテクターに曇り (結露) が発生した場合、プロテクターを外して、再度充分に乾燥させてください。
    • プロテクターに傷があるときや汚れが取りきれない場合、弊社サービスステーションまたは修理センターにご相談ください。
お手入れの手順
  1. カメラ本体を上向きにして、プロテクターを外します。
  2. 洗面器などに真水を張り、プロテクターを水の中に入れてよく揺するか、強めの水道水をあてながらすすぎ洗いしてください。
  3. プロテクター表面の水滴や汚れを、繊維くずの出ない布で、ていねいに拭きとります。
    また、プロテクター表面を押さえながら、内側の水滴や汚れも、ていねいに拭きとってください。
  4. 水滴を拭き取りおえたら、風通しの良い日陰で完全に乾燥させてください。

III. 保管とお手入れについて
  1. 長期間カメラを使用しないときは、電池や ACアダプター、カードを取り外し、風通しがよく涼しい乾燥した場所に保管してください。
  2. 洗浄・防錆・防曇・補修などの目的で、石けん、中性洗剤、アルコールなどの薬品類を使わないでください。防水パッキンの劣化などで、防水性能を保てない場合があります。
  3. 水中での使用後、真水にさらさずに 60分 以上放置しないでください。カメラの外観不良、防水性能劣化の原因となります。
  4. 防水性能を維持ため、1年に 1度程度、防水パッキンの交換をおすすめします (防水パッキンの交換は有料になります) 。
項目は以上です。

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