複数コマの画像を重ねて合成し、1つの画像として保存します。保存時に設定されている画質モードで保存されます。
撮影をしながら合成する方法と、撮影した画像を再生モードで合成する方法の 2 種類があります。
- 撮影時の多重露出
- 再生時の画像合成
撮影モードで、最大4コマの撮影画像を重ねて合成し、1つの画像として保存します。すでに保存されている RAW 形式の画像に撮影画像を重ねて合成することもできます。
ライブビュー撮影の場合は、ベースとなる画像 (一番最初のコマ) が液晶モニターに表示され、重ねる画像をイメージしながら手軽に撮影できます。
多重露出を行うには、[MENU >
(撮影メニュー2)] の [多重露出] で合成するコマ数を 1〜4 コマで選択します。
- [コマ数] :
撮影回数を [2コマ] [3コマ] [4コマ] から設定します。
- [自動ゲイン補正] :
[ON] に設定すると、各コマの明るさを 「 1 / 撮影回数 」 にしてから合成します。
[OFF] に設定すると、各コマの明るさのままで合成します。
- [再生画+多重] :
[ON] に設定すると、すでにカードに記録されている RAW 形式の画像に重ねて多重露出撮影ができます。撮影した画像は別の画像として保存されます。撮影回数は設定した [コマ数] より 1回少なくなります。
すでに 4コマの画像を合成したのち、さらに画像を重ねて合成したい場合などにも使用できます。
多重露出を設定するとコントロールパネルとスーパーコンパネに
が表示されます。撮影を中断したときは
が点滅し、スーパーコンパネには
が緑で表示されます。
撮影したRAW 形式の画像を最大 4コマ まで重ねて合成し、別の画像として保存します。保存時に設定されている画質モードで保存されます。[ MENU > 再生メニュー] の 「 画像合成 」 で行います。
※JPEG形式で記録された画像は選択できません。
合成する画像の選択後、選択した画像それぞれのゲイン (明るさ) を選択します。ゲインを変更するたびに、画像が更新されます。設定後、 「実行」 を選択し、OK ボタンを押すと、画像が合成されます。